2009年05月09日

UTMグリッド(座標)は、なかなか便利である。
地図上における自分の現在位置についても、角度による表現の地理座標
よりもm単位のUTM座標値の方が認識は容易である。

これまで地理座標をUTMに変換することばかり行ってきたのたが、
カシミールはE00が読み込めるのである。(GISプラグイン)
カシミールにグリッドを読み込んだ方が楽だ!?と、ようやく思いつく。
という訳でUTMのメッシュデータをGISで作成し、カシミールに
読み込んでみることにする。

作成データは、関東〜東北〜北海道の大部分をカバーするUTM54帯
GISは、Supermap Deskpro2008
方眼線の作成は、メニューとして準備されている。
投影法UTM54のデータソースを作成し、座標値範囲を指定すればOKである。

54帯は、中央子午線が東経141度、範囲は統計138度から144度である。
南北については、東京都の離島を含むライン(北緯31度付近)から
北海道の北端(北緯46度)までの範囲として、必要な範囲を計算する。
これも座標点投影変換としてメニューが準備されている。
(Viewerでも使用可能)

UTM_1
53帯との重複を考慮して、
若干広めのUTM54
グリッドデータを作成完了


 UTM_2


← 羽田空港周辺




次に、このUTMデータを地理座標に変換し、E00としてエクスポート
エクスポートしたグリッドをカシミールに読み込んでみる。
範囲が広すぎたか、1キロメッシュの読み込みに約5分かかった。
同じように10キロ、100キロのメッシュを読み込む。

UTM_3UTM_4





OK!OK!
これで登山中のGPSによる現在地掌握は、より容易になるはず。
UTM_5

甲斐駒&仙丈付近




(18:44)

トラックバックURL

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔